FXを始める際には取引業者を選んで専用の口座に証拠金を預けておく必要がありますが、個人の場合は最低でも総取引額の4パーセント以上は預けておかなくてはならないように決められています。これはFXのレバレッジが最大でも25倍までと規制されているからであり、4パーセントを25倍するとちょうど100となります。ただ、最低でも4パーセントという事であり、レバレッジがあまり大きくなると利益が大きくなるのは良いのですが、同時に損失も大きくなるので、出来る限りは充分な金額の証拠金を用意して最初の内はレバレッジがあまり大きくならないようにした方が良いです。また、業者によって取引通貨単位が異なっていて1万通貨単位の場合もあれば1千通貨単位などの場合もあります。

1万通貨で米ドルと円の取引をする場合、1万ドルを購入する必要があるので1ドル110円の場合は110万円の4パーセントを負担しなければならないという事になり、計算をすると4万4千円以上の証拠金が必要という事になります。それに対して1千通貨単位の場合は、1千ドルの購入で11万円の4%となり、4千4百円で1万通貨単位の十分の一の証拠金があれば始める事が出来るという事になります。FXで実際に必要な証拠金の額は取引を行う通貨の選択やその時の為替相場によっても変動をしますが、あまりお金が無くて大きな金額を用意する事が出来ない場合は取引通貨単位が少なくて済む業者を選んだ方が良いという事になります。

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