FXを行う上で気をつけなければならない事は売買取引に関する事だけでは無く、利益が出た場合には税金がかかる可能性がある事にも注意しなければならないです。FXによって得られる利益は雑所得と呼ばれ、一定金額以上の利益が出た場合は課税対象となるのです。サラリーマンのような給与所得者の場合は雑所得が20万円を超えると税金を支払う義務があるので確定申告を行う必要があるのです。また、専業主婦のように給与所得が無い人の場合は雑所得が38万円を超えると同様に税金が発生するので申告しなければならないです。
税金を計算する時には1月1日から12月31日までを期間として計算を行いますが、確定申告はその翌年の2月から3月頃に行う必要があります。FXを行った際の税金のかかり方には二種類あり、一般的なFXの場合は給与所得と雑所得を足し合わせた額に対して税金が課せられて所得に応じて税率が変わってきます。課税所得額が195万円以下の場合だと合計で15%の税が発生し、最大だと1800万円超の場合は合計で50%の税率となっています。せっかくFXで利益を出したのに税金でかなり持っていかれてしまうのは勿体ないので、勉強をするために書籍を購入したなどといった場合は必要経費として利益から差し引く事が出来るようになっていますので、少しでも節税したいのであれば関連した費用については領収書を取っておくなどしてしっかりと申告できるようにした方が良いです。